いきなりのロシアの洗礼


2008.08





今回の目的地



今回の旅は11日間の休暇を利用して4ヶ国を旅をする。
航空券はJALのマイレージを利用。
常日頃からコツコツと貯めていたマイレージ。

去年の10月にネットでJALマイレージバンクのHPを見ていると、
期間限定のキャンペーンを見つけた!
その期間にマイルを利用して予約すれば、20%少ないマイルで特典航空券をゲットできるというもの。
合計マイルが4万マイルだから、3万マイル少々で遠方へ行けるのだ。
該当マイル数で目的地を見ると、モスクワとハワイがぎりぎりOK!

一般的に考えるとハワイに行くことを考えるかもしれないが、
モスクワの方が旅の難易度が高い。だから若くて元気なうちじゃないとなかなか行けないかもしれない。
それにハワイへ行くのは、幾度か縁がありそうだし〜
モスクワへは、ツアーでもかなり高額だしそれがマイレージを利用してタダならいいのでは?
と思いモスクワへ決定!

旅程は、
高松→羽田→成田→モスクワ→ケルン→ベルリン→リーガ→タリン→
サンクトペテルブルグ→モスクワ→成田→羽田→高松

(高松〜羽田、成田〜モスクワの往復をマイレージ利用)
メインの観光地はサンクトペテルブルグだけど、モスクワ空港からサンクトペテルブルグへの
フライトが無いので(←あとでネットを見るとシベリア航空があった。。。)
一旦ドイツを訪問して、バルト地方からロシアへ入国するものだ。





初めて利用する成田空港


今までの海外旅行で利用した空港は、
関空7回、高松5回、福岡2回、中部1回で成田空港は今回が意外に初めて。

とりあえず羽田空港到着後、この日に泊まる日航成田ホテルへ行くバスが迎えに。
ただこのバス、バリアフリーな低床やノンステップじゃないんだよね。。。
だからバスの中に体力を振り絞って腕だけで乗ることに。


ホテル日航成田で一泊し、成田空港へ移動。
成田空港はけっこう広いけど、やっぱり関空のほうがきれい☆
それにショッピングなどもしやすそう。
さあ、これから搭乗です。

成田空港 北ターミナル@ 成田空港 北ターミナルA





モスクワへ10時間半のフライト



成田からモスクワまでは10時間半のフライト。

友人たちに長時間のフライトの話をすると、みんな『無理ぃ〜』って返事が。。
確かに気の遠くなるような時間だわな。
だけどそれは設備のよくない飛行機でのこと。
JALなら日本語の映画、ゲーム(マージャンやゴルフなども)などオンデマンドが充実しているのであっという間。


キャビンアテンダント(旧スチュワーデス)と離陸前に話をしていると、
いつもモスクワ線は団体ツアー客やビジネスマンばかりで、単独の個人旅行の客はほとんどいないそう。
この日ももちろん団体ばかりで、隣に座っていた夫婦は開業医。
よくよく話を聞くと、奥さんは年に数回の海外旅行に行くそうな。ご主人は病院を休診してこのツアーに参加だと。
いつも参加するツアーの予算は50万円くらいだそうな。
はたまたうらやましいこと。。。


JALの機内(B-777)




そんな会話をしていると、いつの間にかモスクワ・ドモジェドボ空港に到着。
ここから別の空港に移動しなければならない。
入国審査(車椅子だったので優先してくれた)もあっという間に終わり到着フロアへ。
ここでとんでもないミスに気づく!!
日本を発つ前に事前にロシアの旅行会社にピックアップを予約しておいた。(モスクワはタクシーがべらぼうに高いという話だったので)
だけど、ピックアップの日付の確認ミスしていたのだ。
なんと、旅行会社と自分とがコンタクト時の入力ミスで、本当は8月10日でなくてはいけないのに、バウチャーを見ると、
9月10日となっていたのだ。
だから移動は必然的にタクシーに。

それでタクシーカウンターへ行く。チケット制だったので、それを購入しようとすると白タクの営業の横やりが凄まじい!!
かなり強引だったので振り払おうと思ったけど、
その中の一人がチケットオフィスのスタッフと言うので怪しみながらついていくと、なーんだ・・白タクの運転手。
なら料金の交渉だ。どうせボるだろうと思ってたけど、とりあえず値段を聞くと、『150ドル!!』
そんなありえん!!たかが1時間くらいの距離なのに。。。
それを断ると、『100ドル』、それも断ると『90ドル』 最後は押しで『80ドル』で成立!
かな〜り乱暴な運転だったけど、わずか40分でヴヌコヴォ空港に到着。
(ドモジェドボ→ヴヌコヴォ間の距離は50キロくらい)






ヴヌコヴォ空港



モスクワには3つの主な国際空港がある。
一つは悪名高いと言われるシェレメーチエヴォ国際空港
そして、JALの到着空港のドモジェドボ。
それとヴヌコヴォ空港だ。


ヴヌコヴォ空港はコーカサス地方(アゼルバイジャン・グルジア・アルメニアなど)へ行くフライトのハブ空港。
そんな国際空港なんだけど、設備は今まで利用した中でも一番悪い・・・


まず、空港施設の入り口のスロープ(荷物搬送用?)が木で作られている。もちろん勾配が急で自力では上がれない。
ロビーはほとんどの照明を落としている。電気代がもったいないからなのか?でも客商売だぞ!?
しかし今のロシアはオイルなど資源豊満などバブル経済で潤っているはず。そんなに節約して意味あるのか?
おそらく、長年の共産主義の影響で、客に対してサービスの意識はないのだろう。
唯一マシだったのは、車椅子用トイレがあったことくらい。


空港施設の外
空港のスロープ@(荷物用?) 空港のロビー
空港のスロープA


その後、カウンターにてチェックインをした。
しかし、チェックインカウンターのおねーちゃんは全く英語ができない!!
なんで!おまえ、一応国際空港のスタッフだろう。
それからしばらくして英語ができるスタッフが来た。良かった良かった。
だけどおれのところへ来て話す様子もなく、スタッフ同士で何か相談している。搭乗に何か問題があるのか??
そうすると、おれは別室に強引に誘導された。
おいおい、何にも問題ないし、悪いこともしてないじゃんか!!なのに・・・

そこは薄暗い医務室だった。
看護婦らしき数人のスタッフが医務室内にいた。
早速、パスポートと搭乗券を出すように言われ、書類にサインをするように促される。
そしていろいろと説明されるが全てロシア語・・・ 
ここのスタッフも英語が全く話せない。(と言うより旧敵国のイギリスやアメリカの言葉をしゃべろうとしないのではないのか。)
言葉はわからないけど、別の部屋のベッドで寝ていろと指示される。


そこは何にも無い白い壁の部屋。病院の処置室のようだった。
無機質に置かれているベッドが2つ・・・  日本のようなものじゃなく、旧ソ連っぽい・・・
それを見ると、ああぁぁぁぁ。。。 とても不安になって来た・・・
昔見たスパイの映画のように、
『何か変な薬を注射されて実験台にされるのでは・・・』などと・・・
思ってしまった。(笑)


あとで英語が話せる人に聞くと、
なんでも、飛行機に乗り込むのにタラップが階段なので、リフト車に乗せて移動するので、
特別サポートをするため、医務室のベッドでゆっくり待ってほしかったのだだって。(笑)
でもこんな光景は日本では考えられないなぁ。
早くもロシアの迷惑な洗礼を受けてしまった。


21時55分。最後に搭乗した。
乗客は少々待っていたようだった。
利用したのは、ジャーマンウィングス(Germanwings)
次はケルンへ!!