〜車椅子ユーザーの方にに〜

海外留学のすすめ




 私は今回11月〜12月の三週間の間、アメリカ・フロリダ州・マイアミに留学をしました。

 そして是非障害のある方に、留学を体験して頂きたいと思います!

 日本でいるときは、何か遠慮したり、どこかに行く事をあきらめたりと、動作的な不自由よりも、”精神的な心の 部分での不自由さ”を余儀なくされていたことがあたりまえでした。
 
それがアメリカという国では、”精神的な心の部分”では全く不自由を感じることがありませんでした。

 健常者と障害者を差別しない国であり、私が体験したわずか三週間でも、それがよく分かったからで す。
 私は車椅子を日常使用していますが、アメリカ滞在時に限っては私自身が“車椅子に乗っていること”を感じませんでした。このことが私が一番強烈な感動として残りました。

 
自分の意思表示さえすれば、どこへだって行くことが出来る。そしてアピールさえすれば、誰だって手伝ってくれる。

 
よくよく考えてみると人として当たり前のことなのだけど、日本では、必ずしもそうではありません。自身が気づかずに、どこかに遠慮があったり、あきらめたりしているのです。友人として割と仲が良くても、知らず知らずの間に、お互い割り切っていることもあったりしますね。それは日本の障害者に対する考え方からかもしれませんが・・・

 さてアメリカではどうか。 非常に自然に健常者が、障害者のしようとしていることに対して「何をしたいのか」聞き、またそれを行うには「どのようにすれば良いのか」「何を手伝えば良いのか」考えていることです。

  例えば、友達のAさんが大阪から東京の六本木に行かなければならないとすると、当然私が大阪から六本木への行き方を知っているとすれば、Aさんに行き方を教えるだろうし、たとえ行き方を知らないとしても、行き方を調べて教えるだろう。だからそれと同じように接してくれることが大事である。と言っても特別なことを要求しているのではないので、ストレスも感じないでしょう。(車椅子ごと体を持ち上げるとか、設備を見直すということはなかなかできないかもしれませんが・・。)

 私の語学留学での三週間では、いろんな所を旅行しました。 ジャマイカへの一人旅・バハマへの友人とのクルージング・キーウェストへのグループ旅行と。そこには体力的な苦労はあるが、心情的な苦労は無かったように思います。

 ジャマイカへは飛行機・バハマへは船を使いましたが、日本と違って飛行機や船の搭乗前に「車椅子で乗ります」と事前の予約も必要ないので手間が要りません。その他に言葉の壁もあるので、いちいち車椅子だからと説明も大変でしょう。当然、ホテルの部屋も狭いながら、段差の無い設計になっているし、そういう部屋を選んでくれます。現地のオプショナルツアーでも事前に予約無しでいきなり参加できちゃいます。そしてどこに行っても「トイレ」は洋式トイレですね。

 だから海外に行っても、やってみたいことがあるのであれば、是非トライして欲しいです!行けるかどうか不安に思うよりも、自分自身がその事をやりたいのかどうかを第一に考え、実行して頂きたい!そして海外留学は、旅行だけでは味わえない生活だから味わえるという面白さもあるし、たとえ困難があったとしても、自身のやる気と勇気で乗り越えられることでしょう。

 是非、チャンスがあれば行ってみてください!